【西条昇の軽演劇史研究】由利徹と佐山俊二のコント「山崎街道」

定九郎役の由利徹と与市兵衛役の佐山俊二によるコント「山崎街道」。 由利が釣り糸のない釣り竿を巧みに操り、佐山が襟首を釣り上げられた態でフラダンス風に踊ってみたり、釣り針が由利の赤フンにひっかかった態で怪しげな手つきでピクピクさせてみたり、二人の持ち味が堪能できた。 それぞれ腰を前後に振りながら軽快に歩いてみせる箇所も好きだったな。 …

続きを読むread more

【西条昇の軽演劇史研究】東八郎と深見千三郎のコント「犯人違い」

昭和52年に浅草ロック座で収録され、東京12チャンネル(現・テレ東)で「浅草喜劇祭」の1コーナーとして放送された東八郎と深見千三郎(ビートたけしの師匠)によるコント「犯人違い」。 当時中学1年生の僕はこの時の放送をリアルタイムで観て深見の存在を知り、2年後の松竹演芸場での東八郎お笑い生活25周年特別公演を観に行き、生で東と深見の息の合…

続きを読むread more

【西条昇の軽演劇史研究】森繁久彌が在籍した昭和13年の古川ロッパ一座の連名表

森繁久彌(当時の芸名は藤川一彦)が在籍していた東宝古川緑波一座の昭和13年9月の日比谷・有楽座公演プログラムに掲載された一座の連名表。 上段には座長をはじめ幹部クラスの名が並び、中段左から九人めに森繁つまり藤川一彦の名があり、その上に(出征)と記されている。 中段左から三人めの加川久はのちの山茶花究で、翌14年3月に第二次あきれたぼ…

続きを読むread more