【西条昇の浅草芸能コレクション】大正期の浅草・三幸劇場での安来節の興行チラシ

♪アラエッサッサ~。
手元にある、大正期の浅草・三幸劇場での新友会安来節大一座の興行チラシ。
江戸川乱歩は浅草で観た安来節を愛し、「浅草趣味」の中で「不協和音楽の魅力」と評している。
永井荷風もその頃、浅草で安来節を観ている。
この興行では、安来節をメインに、新内あり、万歳あり、歌道楽あり、小原節あり、ごった煮的な番組編成になっている。
明日7/15(土)16時~浅草ブレーメンハウスでの
講演「文士の愛した浅草芸能」では、このあたりも含め、荷風・谷崎・川端・乱歩・高見順らが実際に浅草で観た公演チラシの写真を紹介しながら解説していきます。
入場無料。定員20名ほどだそうですので、ぜひ、お早めにいらして下さいね。
2017-07-14T09:37:28.jpg

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック