【西条昇の黒澤映画研究】「羅生門」での京マチ子の指の演技について

昨日スバル座で観た三船敏郎のドキュメンタリー映画の中に、「羅生門」(1950)のいくつかの場面が取り上げられていた。
改めて、山中で侍の妻である真砂(京マチ子)が盗賊の多襄丸(三船敏郎)に襲われ、上からのし掛かられて口づけをされると、やがて多襄丸の背中に回した真砂の手の五本の指が蜘蛛のような動きをし始めるシーンを観たが、あの演出をした黒澤明はやはり凄いなあ。
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