【西条昇のお笑い日記】笑点を卒業発表した林家三平師について

林家三平師が「笑点」のレギュラーメンバー卒業を発表したことを伝える記事に、Yahoo!ニュース公式コメンテーターとして以下のようなコメントをしました。
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笑点の大喜利の特徴はレギュラーメンバー各々のキャラクター付けにある。木久扇師のバカキャラ、圓楽師の腹黒キャラ、小遊三師の犯罪者キャラ、好楽師の貧乏キャラ、たい平師のものまねキャラ、司会の昇太師にも結婚できないキャラがあった。こうしたキャラが大喜利の答えに上乗せされて絶妙なニュアンスの面白さにつながり、互いの罵り合いにも発展する。
これは笑点の初代司会者の談志師が当時のメンバーに「圓楽(先代)は物識り、こん平はバカ、歌丸は常識的、小円遊はキザでいけ」とキャラ付けしたことから始まっており、途中でレギュラーに加わった落語家は皆、独自のキャラを定着させるまで時間がかかり苦労する。
今回卒業を発表した三平師の場合も同様にキャラを定着させるのに苦労したと言え、本来の真面目さが垣間見えてしまう一面もあったのでは。一度、番組を降板後にレギュラー復帰した好楽師の例もある。今後の三平師の活躍に心より期待する。

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