【西条昇の浅草オペラ史コレクション】昭和初期のキャバレー マルタマでの河合澄子一座のチラシ 2018年12月08日 手元にある、昭和初期のグランドキャバレー マルタマでの河合澄子一座のチラシ。 〈オペラの妖姫〉〈浅草エロの女王〉との惹句の通り、河合澄子は大正半ばの浅草オペラ時代に日本館での扇情的な個性が注目され、昭和初期のエロ・レヴュー全盛期にも再び活躍。 若き日の川端康成が舞台上の河合の虜となり、永井荷風も河合と交流した時期があり、断腸亭日乗に… 続きを読むread more
【西条昇の浅草オペラ史コレクション】大正期の浅草・日本館のプログラム 2018年08月21日 少女歌劇 少女歌劇団 浅草オペラ 浅草 いろいろな少女歌劇団シリーズ。 手元にある、大正9年4月の浅草・日本館での少女歌劇アサヒ座とオペラ座、ミカド座による三座合同大歌劇の公演プログラム。 少女歌劇アサヒ座は、大正6年に鈴木康義により浅草・三友館で東京少女歌劇団として旗揚げされ、日本館でのアサヒ座時代を経て、再び東京少女歌劇団を名乗り、昭和初期まで活動した。 〈少女歌劇… 続きを読むread more
【西条昇の浅草オペラ史コレクション】金龍館での「松竹フォーリー 田谷力三一座」のチラシ 2018年07月27日 浅草 浅草オペラ レヴュー 喜歌劇 オペレッタ 喜劇 金龍館 田谷力三 シミキン オペラ館 笑の王国 松竹 手元にある、昭和11年(1936)6月末~の浅草・金龍館での「松竹フォーリー 田谷力三一座」旗揚げ公演のチラシ。 座長の田谷力三はオペラ館「ヤパン・モカル」から松竹に引き抜かれ、大正の浅草オペラ全盛期に活躍した金龍館の舞台に帰ってきた。 しかし、不入りから2ヶ月で解散し、田谷は松竹の「笑の王国」に合流。 田谷に変わってオペラの座長… 続きを読むread more