【西条昇の浅草歌舞伎史研究】1862年の「猿若三座 役者藝評」 2021年08月05日 手元にある、文久2年(1862)の「猿若三座 役者藝評 楽屋廻四拾八癖 一名芝居虫眼鏡」。 当時の猿若町にあった中村座、市村座、守田座の人気歌舞伎役者たちの給金の額から藝評までが一覧表的に書かれている。 多少の虫喰いはあるが、今から159年前のものとしては、かなり綺麗な状態と言えるだろう。 続きを読むread more
【西条昇の浅草歌舞伎史コレクション】猿若町時代の明治期の市村座の絵本役割 2018年11月23日 手元にある、猿若町・市村座の明治15年(1882)10月と同20年(1887)6月の絵本役割。 市村座は明治25年に猿若町から下谷二長町(現在の台東区台東1丁目)に移転している。 続きを読むread more
【西条昇の浅草歌舞伎史コレクション】明治13~14年の猿若座の絵本役割 2018年11月21日 手元にある、明治13年(1880)1月と同14年(1881)4月の猿若町の猿若座の絵本役割。 この時期、中村座が猿若座と座名を改めていたのだ。 かん三郎座だった時期もある。 明治13年1月は團十郎、宗十郎ら、明治14年4月には左團次、芝翫、宗十郎らが出演している。 続きを読むread more